ワーキンググループについてWorking Groups

睡眠に関わる9つのテーマについて共創の場を提供します。

本コンソーシアムでは、睡眠に関わるそれぞれのテーマ毎にワーキンググループ(WG)を設置し、メンバー同士の交流やアイデア創出の場を提供します。

各WGにはその分野を専門とする研究者が担当として配置され、年2回程度の頻度で勉強会や課題の共有・検討を行います。

  • 住まいと睡眠House WG

    良い睡眠のためには、とりわけ寝室空間の光、温熱、⾳、ゆらぎ等の環境因⼦を複合的に制御する必要があります。それらの最適値を導き出すための実験研究をおこないますそれらの最適値を導き出すための実験研究を行います。
  • 寝具と睡眠Bedding WG

    睡眠中に取得する各種環境・生体データを複合解析し、快眠と快適な目覚めに寄与する因子について研究することで、ベッドなどの寝具をイノベートする睡眠支援システムを開発していきます。
  • 香りと睡眠Fragrance WG

    植物由来の精油がリラックス効果や睡眠に良い効果があると言われています。良い眠りをもたらす成分や使用方法などについて、生理的・主観的に実験調査していきます。
  • 光と睡眠Lighting WG

    太陽光のように優しい光源である有機ELを使ったサーカディアンリズムの調整による、スムーズな入眠や心地よい目覚めを研究します。先進の有機EL照明設備が実装された実証工房スマート未来ハウスも活用していきます。
  • 食と睡眠Food WG

    有機EL植物栽培や常温除湿乾燥技術など「食」に貢献する新たな技術開発をベースに、快眠に適した食材や調理方法、食事のタイミングなどについて実験調査を行います。
  • 衣類と睡眠Clothing WG

    パジャマやシーツなどに代表される睡眠時に肌に触れる衣類について、その肌触りや触感などの官能的な要因が快眠に与える影響を感性工学的アプローチで調査研究します。
  • 入浴と睡眠Bathing WG

    入浴と睡眠に関係性があること自体は広く一般に知られています。どういった入浴法や入浴タイミングが快眠にとって適切なのかを調査研究する他、温泉が豊富な山形の特徴を活かして温泉と睡眠の関係についても調査します。
  • モビリティと睡眠Mobility WG

    移動による疲労蓄積・解析、リフレッシュルーチン、居眠り防止のための一日のサイクル、体の長時間固定による影響、音や振動と睡眠の関係・解明・制御、快適に長時間移動できるための〈ルーチン・シート・食・衣服・光・温湿度環境〉など
  • 運動と睡眠Exercise WG

    良質な睡眠には質の良い覚醒も大切と考えます。運動による誘導される良質な睡眠、それに関与する生理・生化学的反応を検証し、どのような運動が効果的かを検討します。さらに睡眠が運動パフォーマンスや脳・認知機能に及ぼす影響についても実験調査していきます。