光と睡眠Lighting WG
概要
太陽光のように優しい光源である有機ELを使ったサーカディアンリズムの調整による、スムーズな入眠や心地よい目覚めを研究します。
先進の有機EL照明設備が実装された実証工房スマート未来ハウスも活用していきます。
コーディネーター
山内泰樹
山形大学大学院理工学研究科 情報・エレクトロニクス専攻 教授
山形大学睡眠マネジメント研究センター センター長
専門領域:視覚・色覚に関する心理物理学、照明工学、色彩工学、照明評価、香りに関する生理心理学
研究テーマ
例えば「光と睡眠」WGでは:
- 波⻑分布(色温度)
- どれくらい与える?
- どのように提示?(直接光?間接光として?)
就寝前
- 寝つきやすいのはどういう照明?
- 入眠時に時間変調を導入すると寝つきやすい?
- 提⽰⽅法は?(直接光? 間接光として?)
- 光の分光分布は︖
就寝中
- 熟睡できるのは暗黒?
- 特定の波⻑光?
起床時
- 目覚めがいいのはどういう照明?
研究テーマの例
- 目覚めに適した光(分光分布?)
- 入眠に適した光(分光分布?)
+ 呈示の方法についての感性的評価(主観評価)、⽣理的応答による裏付け
測定機材紹介
光源装置と実験ブース
LEDCube(THOUSLITE社)
実験ブースの様子
実験で用いる機材/装置など
- 波⻑可変光源
- 活動計
- 心拍測定計
- 脳波計
- 眼球運動測定装置(瞳孔径計測)
- 瞬目測定装置
- 非接触顔表面温度計測システム(光源計測装置:積分球、配光測定、二次元輝度等...)
- VR、ARゴーグル、ステレオ視表示装置
配布資料
「光と睡眠」WGについての詳細はこちらのPDFをご参照ください。